緑化政策が生み出した緑の都市

緑に溢れた都市、シンガポール。実はこのイメージを作るために、1960年代から緑化政策が進められていました。植物を勝手に伐採したり、危害を加えたりすると罰則を与える一方で、屋上緑化や壁面緑化に対しては、およそ50%の助成金が出ます。これが功を奏し、シンガポールのビルは緑で包まれるようになったのです。

DIY壁面緑化でおもてなし「チャンギ国際空港」

シンガポールの玄関口であるチャンギ国際空港のターミナル3には、空港の園芸グループが手がけた壁面緑化があります。ユニークなのは、プラスチックコンテナを使い立体花壇を作り上げたこと。費用を抑えながらも、旅行客をもてなそうという姿勢が嬉しいです。

巨大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」

シンガポールの観光名所をしても有名なガーデンズ・バイ・ザ・ベイでは、桁外れの壁面緑化を楽しめます。園内にそびえ立つ18本の「スーパーツリー」は、高さが25m~50mもある巨大な人工木。その全てが緑で覆われており圧巻です。また高山を模した「クラウド・フォレスト」の壁面には、多くの高山植物が見られます。

アート作品「シックス・バッテリー・ロード」

オフィスビルであるシックス・バッテリー・ロードの1階にある壁面緑化は、有名アーティスト「パトリック・ブラン」によるもの。吹き抜け空間に癒しをもたらします。彼の作品は金沢21世紀美術館と新山口駅南北自由通路でも見ることができます。

どこまでも緑「パークロイヤル・オン・ピッカリング」

棚田を思わせるデザインのホテルです。地上からでも十分に緑の豊かさを確認できますが、上階テラスから見下ろすと、まるで熱帯雨林が広がっているような印象です。内部の至るところにも垂直緑化が施されています。ぜひ実際に訪れて、生で感動を味わっていただきたいものです。

壁が寂しい、エコな建物にしたいというときにおすすめなのが壁面緑化です。壁に緑を施すことで美しくエコ活動できます。